乳酸菌は人との相性によって効果が変わる!
人と同じヨーグルトを食べているのに自分のほうはなかなか効果が実感できない。
他の人は、「効果がでた」といっていませんか?
それは
乳酸菌と人との相性
によるものだと考えられます。
乳酸菌というものは、いろいろな種類があります。
このサイトであげている乳酸菌だけでも
- 1073R-1乳酸菌
- BB536乳酸菌
- ガセリ菌SP
と、他にもいろいろな乳酸菌があるわけです。
【関連記事はこちら】
⇒明治R-1ヨーグルト 1073R-1乳酸菌
⇒森永ビヒダス BB536乳酸菌
⇒カゴメラブレ ラブレ菌
これらの製品に配合されているものは、すべて乳酸菌です。
でも1つ1つ乳酸菌の種類が違います。
乳酸菌の種類と、人との相性。
これによって効果が出る人もいれば、効果があらわれない人もいるということですね。
生きて乳酸菌が腸まで届くのかどうかが重要
こういった乳酸菌の効果がでる・ないというのは
乳酸菌は胃酸の影響をあまり受けずに
生きて腸までたどり着くことができるのか
が大きな要因となっているといえます。
乳酸菌と人との相性によって、胃酸によって死菌になりやすい乳酸菌。
胃酸に耐え死菌にならずに生きて腸までたどりつきやすい乳酸菌。
人と乳酸菌の相性とは、このどちらかになるかです。
結局人との相性があるという点で
強い乳酸菌というものは、一概には言えない
わけです。
でも相性で効果が決まるからという理由で乳酸菌の研究や乳酸菌を使った実験をしなくなるのはどうかと思います。
質の高い乳酸菌と、そうではない乳酸菌のイメージの差というのは
メーカー側の乳酸菌への研究や実験への姿勢によって現れる
のかもしれません。
やっぱり購入する側は、ひとつも実験や研究結果が発表されていない乳酸菌と比べると。
それなりに研究結果が発表されている乳酸菌のほうを信用します。
乳酸菌の研究や実験もしていないのに、メーカー側が適当に
「死菌になりにくい乳酸菌です!」
といっても、説得力はないですよね。
でも最近はそういう製品が多いんですけどね。
特に根拠もなく
「生きて腸まで届く」
なんて書かれている製品が山ほどあります。
実際どんな乳酸菌も生きているのなら、生きて腸まで届く可能性があるわけですから。
嘘を言っているわけではないんですけど。
製品のアピールより、乳酸菌アピールの時代?
乳酸菌を摂取しようという気にさせるのは
「メーカー側がどれだけ自社の乳酸菌の研究や実験をおこなっているのか」
だと思います。
でも、ヨーグルトのパッケージに、そんな乳酸菌の研究結果を載せることなんてできないです。
だから、今では製品を紹介するより
自社が保有する乳酸菌の効果を紹介するメーカーも多い
です。
カルピス社のL-92乳酸菌はその傾向が強いですね。
L-92乳酸菌の紹介に力を入れていて、L-92乳酸菌を配合した製品のアピールはその次になっています。
L92乳酸菌をアピールすれば、L-92乳酸菌を配合した製品の魅力が自動的にあがりますからね。
いまでは乳酸菌が配合されているのはおまけみたいなものではなく、
「特定の乳酸菌が配合されているから、その乳酸菌目当てに製品を買う」
そんな人が多いわけです。