シールド乳酸菌M−1がインフルエンザ予防にいい
最近シールド乳酸菌M−1を配合した食べ物をよく見ます。
おもしろいのは、ヨーグルト売り場以外のところで、シールド乳酸菌M−1をよく見るんです。
味噌汁や、お菓子のタブレット(ラムネ)にシールド乳酸菌M−1が配合されています。
名前からして免疫力を向上させる効果が期待できそうなシールド乳酸菌M−1。
実際にシールド乳酸菌M−1はインフルエンザ予防効果が期待できます。
シールド乳酸菌M−1のインフルエンザ効果
シールド乳酸菌はインフルエンザ予防効果があります。
まぁそもそも普通の乳酸菌でも免疫力を向上させる効果があるので…。
シールド乳酸菌というたいそうな名前による精神的な効果が一番高そうな気がしますけど。
シールド乳酸菌でインフルエンザ感染の症状が軽減されることがわかっています。
インフルエンザウイルス感染マウスに、シールド乳酸菌を摂取させたところ
- インフルエンザの症状が軽減
- 肺でのウイルス増殖を抑制
こういった効果が発揮されたのがわかっています。
【シールド乳酸菌M−1のインフルエンザ効果紹介ページ】
⇒http://www.morinagamilk.co.jp/sozai/shield/shield.html
こういう研究結果を見るよりも、やっぱり乳酸菌名がいかにもウイルスから守ってくれそうな気がするので
「シールド乳酸菌を摂取してウイルスに対抗だ!」
という精神的効果が高そうに感じます。
マスクも、でかくすごい性能の品物を装着すれば、効果が高そうに感じますからね。
人間って、精神的なところで簡単に体調を崩したり、調子を上げることができますから。
シールド乳酸菌M−1の一番のインフルエンザ効果は
「シールド乳酸菌という別名をつけた点」
だと自分は思います。
まぁ名前だけで効果が得られれば苦労はないから、より安心してもらえるように、こういった研究結果の発表をしているわけですよね。
乳酸菌は腸内環境を整え、その結果免疫力を高める効果があるなんていうのは、今では常識だからなぁ。
シールド乳酸菌M−1は殺菌されても効果が高い
シールド乳酸菌M−1の特徴としては
【殺菌されていても高い効果を発揮する】
という点があげられます。
最近はとにかく生きた乳酸菌を配合して
「生きて腸まで届く!」
なんていうことをアピールした製品が多かったです。
実際死菌となった乳酸菌より、生きた乳酸菌のほうが効果が高いと自分も思っています。
でも死菌となった乳酸菌でも効果はあるとされているんですよね。
大事なのは、腸内環境を整えることであって、死菌となった乳酸菌でも善玉菌の餌になるとか。
そんなことをいわれています。
まぁどんな乳酸菌も結局は胃酸の影響で死菌になります。
生きて腸まで届いても、腸内で根付くことができず簡単に死菌になってしまったりもします。
そもそもヨーグルトの中でも、時間の経過と共に死菌になってしまうわけで
「生きて腸まで届く」
と書かれている製品でも、結局は
「生きて腸まで届く(可能性がある)」
と言っているわけです。
生きて腸まで乳酸菌が届いて、10秒後には死菌になっているかもしれませんけど。
それでも、生きて腸まで乳酸菌が届いていることには変わりないですからね。
そんなことはいいとして、シールド乳酸菌M−1は森永としては
「死菌でも効果が高い乳酸菌ですよ」
というのをアピールしています。
なので、いろいろな食べ物に配合されているわけですね。
ヨーグルトみたいな発酵食品には、死菌となった乳酸菌では恩恵がないですけど。
いろいろな加工品に配合できて、調理しても元から死菌となっているから死菌でも効果が高いと言いたいわけだと思います。
自分としてはそれもどうかと思いますけど。
やっぱり生きた乳酸菌のほうがいいと思います。
大差ないようにも感じますけど。
少なくとも死菌の乳酸菌よりは、生きた乳酸菌のほうがメリットが多い気がしますけど。
メーカーとしては
「製品が売れるために、購入者に効果が高いと思わせればいい」
ってところが本音だと思います。
いや、これは森永のことを言っているのではなく、適当に
「生きて腸まで届く乳酸菌!」
なんてパッケージに書いている製品全部に言えることです。
ヨーグルト自体、メーカーはこちらの健康のために売っているわけではなく。
購入されて利益がでるから、売っているわけですよね。
というかこの世の製品すべてがそうだと思います。
そしてライバル社との競走があるわけです。
ヨーグルトもいろいろなメーカーから、似たようなヨーグルトがたくさんでています。
「シールド乳酸菌M−1は死菌でも効果が高いから、いろいろな加工品に配合できますよ。」
というわけですね。
まぁ今の時代、どんな食べ物にも
「乳酸菌をつっこんでおけば健康によさそうだと思われそう」
とメーカーが考える時代だと思います。
ジュースやら、チョコレートやら、青汁やら。
なんでも乳酸菌が配合されていますからね。
そして実際購入するほうとしても
【乳酸菌が配合されていると、配合されていないよりはうれしい】
と思いますよねぇ。
たべるマスク
シールド乳酸菌M−1を配合した製品を始めてみたのは味噌汁でした。
永谷園の味噌汁ね。
でも、今はこの味噌汁よりも、タブレット型のたべるマスクというお菓子がシールド乳酸菌の定番製品になっている気がします。
というか、なんで味噌汁にシールド乳酸菌M−1を配合したし?
味噌にも乳酸菌って配合されていると思うんですけど。
いや、豆腐にもシールド乳酸菌M−1が配合されていて驚きましたけど。
シールド乳酸菌M−1配合の味噌を販売すれば人気になると思うんですけど。
乳酸菌満載の味噌汁ができそうです。
話がずれました。
たべるマスクというラムネ菓子がここ最近スーパーでもドラッグストアでもよく見かけます。
で、ドラッグストアに行ったとき、1袋190円ぐらいだったかな。
ちょっと高いと思いましたけど、買ってみました。
普通にラムネ菓子でした。
まぁ乳酸菌サプリメント自体が、ラムネ菓子に乳酸菌を配合したものですからね。
たべるマスクはシールド乳酸菌M−1配合のサプリメントと言っていいと思います。
シールド乳酸菌を摂取するのなら、この食べるマスクがいいと思います。
いや、インスタント味噌汁や豆腐よりは、続けられそうです。
【乳酸菌乳酸菌配合製品一覧はこちら】
⇒シールド乳酸菌
自分が2016年現在知る限りでは
- ラムネ菓子(たべるマスク)
- インスタント味噌汁
- 豆腐
この3つでシールド乳酸菌M−1を配合した製品を見つけています。
今後はもっと増えそうな気がします。
いや逆にこの3つが製造中止になって、数が減る可能性も否定できません。
結局メーカーとしては、製品が売れないとその製品って製造中止になりますからね。
シールド乳酸菌M−1つれづれ
シールド乳酸菌M−1は
「死菌でも効果が高い乳酸菌ですよ」
というのをアピールした、免疫力を高める効果に優れた乳酸菌です。
でも最近があまりにも
「生きた乳酸菌が重要」
って世間で言われすぎているだけであって、死菌の乳酸菌でも効果ってあるんですよ。
ヤクルト400を購入したときも、ヤクルトレディに
「食後に飲むと効果が高い」
なんていわれましたけど、それは食後は胃酸が弱まって、乳酸菌が生きて腸まで届きやすいからですね。
今は
「生きた乳酸菌を摂取しないと効果がない」
「乳酸菌を生きて腸まで届ける工夫をしよう」
みたいな感じになっています。
メグミルクのビフィズス菌SP株カプセル飲むヨーグルトには、その名のとおりカプセルが入っています。
そのカプセルの中に乳酸菌を入れて、胃酸から守ろうとしているわけですね。
これは森下仁丹のビフィーナの製法を使っているわけですけど。
そんな感じでとにかく
「乳酸菌は生きて腸まで届けることで効果が高くなる」
というイメージが強い時代です。
そんな中で、シールド乳酸菌M−1は
「シールド乳酸菌M−1は死菌でも効果が高いんですよ」
というのをアピールした乳酸菌なわけです。
でもそんなことを聞くと
「シールド乳酸菌M−1以外の乳酸菌は死菌では効果がないの?」
なんて思ってしまう人もいそうです。
そんなこともないんですけど。
メーカーとしては、やっぱり自社が保有する乳酸菌に
【他の乳酸菌より優れた点をアピールしたい】
わけです。
なので
「胃酸に強い乳酸菌!」
「死菌でも効果が高い乳酸菌!」
「お腹の中で増える乳酸菌!」
「カプセルで乳酸菌を胃酸から守る!」
なんて感じでよさをアピールしているわけですね。
特にオチはないです。
【インフルエンザ効果乳酸菌関連記事はこちら】
⇒明治R-1ヨーグルト 1073R-1乳酸菌 免疫力を高めるインフルエンザ予防効果
⇒【プラズマ乳酸菌】キリン まもるチカラのサプリ 免疫力を高める飲み物
⇒【インフルエンザ効果】ジョア 乳酸菌シロタ株とビタミンD配合
メーカーとしては乳酸菌のよさをアピールすることで、その乳酸菌を配合した製品が
【乳酸菌摂取目的で購入されることを狙っている】
わけです。
シールド乳酸菌M−1を配合した豆腐がありますけど。
普通の豆腐よりも、乳酸菌を配合している分
「健康によさそうだな」
と思って、手に取る人もいると思います。
ただ、それはあくまでもそういう狙いであって、実際に購入者層が豆腐に健康効果を望んでいるのかは謎です。
なので、ヒットするのかどうかは、製品をだしてみないとわからないわけで…。
乳酸菌配合製品って、結構な数が製造中止で消えていっていると思います。
ヨーグルトだって、新製品のヨーグルトが出たと思ったら、気がついたら消えていたりしますし。
グルト!とか今ではないもんなぁ。
いや、健康をアピールした製品ではありませんでしたけど。
結構テレビCMをみていて、甥っ子もよく食べていましたけど。
スーパーに行ったら賞味期限わずかになって、ちょくちょく半額シールが張られているのを見かけました。
それが原因なのかは知りませんけど、製造中止になる製品って結構多いわけです。
シールド乳酸菌M−1を配合した製品も、いったいいつまで販売され続けるのか?
それは購入されるかどうか(メーカーに利益がでるか)次第だと思います。
シールド乳酸菌M−1を断続して摂取しようと思っている人は、そういう点でもたべるマスクが無難だと思います。
いや、たべるマスクも冬を過ぎたら店頭から消える可能性は高そうですけど。
冬の間は需要があるので、あると思いますね。
M-1乳酸菌配合のポップコーン
追記になりますけど。
2017年5月に、シールド乳酸菌M−1配合のポップコーンを見つけました。
ヨーグルト風味ということで、ちょっとすっぱいポップコーンなんですけど。
まずくはないんですけど、普通のポップコーンのほうが好きかな。
そしてシールド乳酸菌M−1を配合していても、ポップコーンで健康に慣れるとは思えないですし。
ポップコーンが歯にはさまって、食べた後イライラするので、まぁしょうがないか。
ヨーグルトってさっぱりしている分、健康によさそうな感じがあると思うんです。
でもポップコーンは食べた後の、口内の違和感を考えると、ちょっと健康に良い効果を期待するのは難しいと思うんですけどねぇ。
まぁ普通のお菓子を食べるよりは
「乳酸菌を配合している分マシ」
ぐらいに思って購入するといいと思います。
ただこのポップコーンはまったく見ませんけどねぇ。
自分はドンキホーテで見つけました。
今後もシールド乳酸菌M−1を配合した製品は増えてきそうですね。